私の理想の葬式は、仲間とワイワイ笑顔で送ってもらえることです。仲間も少なくなってきているし、みんなあの世へ引っ越ししてしまって、私は寂しいなと言う気持ちがあります。だけど、孫が「おじいちゃん、遊ぼう」と来るので、体が動くときは、そんなささやかな笑顔が一番嬉しいです。だから、もう少しという欲が出てしまって、どうしようもないです。葬儀費用のことを息子に話すと、「何言っているんだよ。生命保険なんて、考えるなよ」と怒られました。
あれから私は、入院をしています。いい人生だったなと思えることもたくさんですが、もう思うところはありません。「千の風」という葬儀社にいろいろ頼んでいるから、葬儀費用の心配もしなくてもいいからと息子と嫁に伝えて、心を空っぽに横になっています。息子は涙を流してくれたけれど、できることなら、笑顔で笑って「じゃあね」とあの小さいときに見せてくれた笑顔で見送って欲しいと私は思います。
友達が、僕と一緒の状況になるとは思いませんでした。お金の問題は誰にでも簡単に起こることなんだと思いました。クレジットカード現金化の話しをすると、興味津々に目を丸くして、耳がダンボ状態でした。
もしかして、兄貴の目に映った僕は、こんな野性のような目をしていたのだろうか、情けなくなりました。今度は友達に「使い過ぎるなよ」と厳重注意する自分が何か不思議な感覚でした。もしかしたら、友達も誰かに同じセリフ言うのだろうか、そんな感じで回っていくのだろうか、いろいろめぐりました。でも、この時代だから、きっと続くのだろうなと予感しています。